企業や製品サービスの「存在価値」を再認識すること、そして市場や生活者の「インサイト」を把握することの二つの要素が、成果をもたらす広告・販促プロモーションには重要です。しかしそれだけでは「ありきたり」な範囲を越えられないのも事実です。人々に「伝わる」だけでなく、人々を「行動に駆り立てる」コミュニケーションを実現するためには、コミュニケーションの流れそのものをあらかじめデザインし、企業とユーザーそれぞれが関係性を再発見することができるようなクリエイティブが重要と考えます。
ブランディングや製品サービスの販促プロモーションをプランニングし実行する際、もはや当然のこととしていわゆる「トリプルメディア」の有機的な運用が必要不可欠です。企業のもつ自社メディア「オウンドメディア(OWNED MEDIA)」、広告としての「ペイドメディア(PAID MEDIA)」、第三者に信頼や評判といった情報を共有してもらう「アーンドメディア(EARNED MEDIA)」という「トリプルメディア」の効果的な活用がユーザーや社会に参加意識をもたらすインタラクティブなコミュニケーションを可能にすると考えます。